インフォコム(4348) 株価分析! 

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こんな人向けの記事です
  • インフォコム(4348)の買い時を知りたい
  • 事業内容を知りたい
  • 株を買いたい

◇インフォコム(4348) 株価分析 結論

長期目線なら買い!

暴落時に移動平均線を目安に拾いたい。

インフォコム(4348) 会社概要

インフォコムは医療機関や大企業向けにシステム構築やパッケージ商品を提供するITサービス事業( B to B)と

電子コミック等のネットビジネス事業(B to C)の二つを展開しています。

医療機関向けのシステムでは例えば診療スケジュール管理システムだとか、レントゲンの画像解析システムなどがあります。

ネットビジネス事業では電子コミックサイト「めちゃコミック」を運営しています。

出展:インフォコム決算資料より

2020年3月期の決算説明資料によると、売上高に占めるネットビジネスの割合は56.5%、ITサービスの割合は43.5%となっており、安定したITサービス事業を基盤にネットビジネスに注力していることが分かります。

もともとはITサービス事業がメインの会社でしたが、電子コミックに注力し始めてから業績を大きく伸ばしている企業です。

出展:インフォコムHPより

株主優待

権利付日:9月末

インフォコムでは保有株数と保有年数に応じて1point=1円相当の優待ポイントがもらえます。

ポイント数に応じて「お米」「クッキー」「ジェラート」などの食品や「めちゃコミックのクーポン」がもらえます。

100株だと約2kgのお米がもらえます。

出展:インフォコムHPより

業績

出展:株探より

業績推移を見てみると、安定した増収増益を続けながら、直近は売上高成長が加速しています。

4半期ごとの成長率を見ても、2016年から一度もマイナスになったことは無く、安定した売上高成長を継続しています。

10/28に発表された決算資料によると、コロナ禍の巣ごもり需要と電子コミック市場の拡大により、電子コミック事業の売上成長率はQoQで+42.9%の高成長を維持していました。

出展:決算資料より

株価推移と買い時

株価まとめ
  • 株価:4020円
  • PER:32.9倍
  • PBR:5.56倍
  • 配当金:31円
  • 配当利回り:0.77%
  • 自己資本比率75.5%
  • ROE 16.9%
  • ROA 12.8%(2020/10/29現在)

自己資本比率は75.5%とすばらしく良い水準です。

また、経営の上手さを表すROEは16.9%、 ROAは12.77%とそれぞれ目安の10%、5%を大きく上回っています。

◆長期チャート

出展:Trading View 移動平均線(緑50週 赤100週 黄200週)

株価はきれいな右肩上がりで推移しています

引いたラインは移動平均線(緑50週 赤100週 黄200週)で、株価は50週または100週移動平均線に支えられながら上昇しています。

2020年の3月のコロナショック時は200週移動平均線にタッチしかけて反発しています。

上から50週、100週、200週の移動平均線が並んでおり長期の上昇トレンドを継続中です。

直近の株価は移動平均線からの乖離が大きく過熱感は否めませんが、

今後は決算後の出尽くし売りや大統領選挙などで暴落があった場合には、これらの移動平均線を目安に拾っていきたいところです。

株主構成比率と同業他社との関係

インフォコムの親会社は繊維メーカーの帝人で、全体の55%の株を保有しています。

また、筆頭株主の多くが機関投資家で構成され、さらにレオスキャピタルのひふみ投信にも組み入れられています。このことからも、インフォコムは成長を大きく期待されていることが分かります。

出展:株探 株主構成比率
出展:株探より

また、同業他社との関係を見てみると、インフォコムは電子書籍の先駆けであるパピレス(3641)の筆頭株主になっており、発行済み株式の約10%を保有しています。

有価証券報告書では保有目的を「重点事業領域である電子コミック事業における事業機会の創出や協業関係の構築」としています。両社は2019年に海外展開を目的とする会社を共同設立しており、今後は主にアジアやアメリカへ展開していくようです。

アニメ、マンガ産業は日本が世界に誇れる数少ない産業です。

日本だけにとどまらず、電子コミックでマンガを読む習慣を海外にも展開し普及していってもらいたいです。

◆パピレス株主構成比率

出展:株探 パピレスの株主構成比率

まとめ

今回は電子コミック銘柄のインフォコムについて買い時を考えてみました。

インフォコムは電子コミック市場の拡大とともに順調に成長しています。

直近の株価は過熱感がありますが、株価は右肩上がりで推移。

移動平均線で反発しやすい傾向があるため、今後暴落時には移動平均線を目安に拾っていきたいです。

以上、インフォコムの株価分析でした。

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