この記事では、ホームセンター銘柄に興味があるけどどんな銘柄があるのか、またどんな銘柄が良いのかよく分からないという方に向けて
ホームセンター業界の動向と主要プレイヤーについて紹介していきます。
43946553″ data-ad-format=”auto” data-full-width-responsive=”true”>ホームセンター業界概要
- ホームセンター業界はコロナ禍で成長中
- 株価は将来的に割安水準
業界を取り巻く環境について
まず初めに業界全体のおさらいです

出展:『ダイヤモンド・ホームセンター』2020年8月15日号

出展:日本DIY協会
ホームセンター業界は2005年ころまで右肩上がりで成長を続けてきたものの、ここ10年はほぼ横ばいとなってます。一方店舗数を見てみると上昇の一途をたどっており、競争が激化していると推測されます。
ホームセンターはスーパーマーケットと同様に商品の差別化が難しい業界であるため以下二つの戦略をとっています。
- オリジナルPB(プライベートブランド)商品を開発し高収益な商品を販売する
- 規模を拡大し安価に商品を仕入れスケールメリットを生かす
業界の主要プレイヤーたち
株式会社カインズ
- カインズホームを展開
- 高いPB商品比率
- 女性ファンが多い
- 非上場企業
DCMホールディングス
- 「カーマ」「ダイキ」「ホーマック」が合併した企業連合体
- 規模の力を生かす
コーナン商事
- 関西都市圏をターゲットに展開
- 月次絶好調!いま一番勢いのある企業
コメリ
- 高いPB商品比率
- 農業分野に強み
- 結構地味?
上場3社の株価状況
8/28現在 | コロナ底 | 上昇率(%) | PER | |
DCMホールディングス | 1293 | 882 | 46.6 | 14.2 |
コーナン商事 | 3825 | 1792 | 113.4 | 10.4 |
コメリ | 3210 | 1611 | 99.3 | 14.1 |
主要3社はコロナ底から大きく株価を戻しています。
コーナン商事は株価2倍になったのにPERは未だ10.4であり、割安に見えてきます
それぞれの4-6月の決算内容を見てみるとコロナ禍における巣ごもり需要を背景に大幅に成長していることが見受けられました
みんな園芸とかDIYが好きなんですね
まとめ
これまで停滞気味だったホームセンター業界ですが、巣ごもり需要を背景に企業業績が大きく回復しました。
それに伴い株価も大きく伸びています。
この株価が今後大きく伸ばす可能性はあるのか
次回から個別の企業分析と株価の深堀をしていきたいと思います
コメント