本記事ではこれから波に乗れそうなバリュー株を探している方に向けて、
最近私が買ったバリュー株を紹介します。
(本記事ではポジショントークを含んでいますのでご注意ください)
私が最近買ったバリュー株はこちらです。
- 鹿島建設(1812)
- 東レ(3402)
【購入基準】
コロナショックで暴落した後に、底値付近まで買い叩かれたけど、そこまで業績は悲観的ではない
もしくは、今後急速に回復する見込みがありそうな銘柄に乗ってみることにしました。
それぞれの銘柄を個別にみてみます。
鹿島建設(1812)
鹿島建設は5大ゼネコン(General Constructor)の1社で、国や不動産開発元などから依頼を受け、建築物の企画提案や建設計画の立案を行い、各種専門工事業者を指揮しながら建築物の完成をマネジメントする企業です。
◇1年チャート

本銘柄を購入した理由は11/10の出来高上昇です。
11/10はファイザーのワクチン報道が出た翌日+決算日でした。
この日の出来高は3月に底を付けた時以来の、最大の出来高となっており株価は大きく上昇しました。
また、ファンダメンタル的には、国内の売上高比率が70%以上ある内需主導の企業であることや、
11/10の決算で通期の上方修正があったことなどから、大口の買戻しが入りそうと考えエントリーしました。
直近の株価は6月、8月にとった高値を抜け、上値抵抗線を顔半分出した形になっています。
上値抵抗線がしっかり下値支持線になってくれれば買い増しを検討したいですが、
跳ね返されて下に落ちていくようであれば、速攻で利確する予定です。
東レ(3402)
東レ(3402)は衣料用の繊維や自動車向けのプラスチック、航空機用の炭素繊維を製造している企業です。
衣料用繊維についてはユニクロのヒートテックに使用されていることで有名です。
◇1年チャート

本銘柄を購入した理由は決算です。
東レは11/6に決算を発表したのですが、その数日前の11/2に特別損失の計上と業績の下方修正のIRを出しています。
この下方修正を発表した翌日に株価は約4%上昇しました。
航空機関係での特別損失でしたが、すでに織り込まれていた上に金額が想定より小さかったため株価は上昇したと思われます。
その後、11/6に第二四半期決算を発表し、四半期での赤字と通期見通しの下方修正を行いましたが、当日の株価は下がるどころか逆に1%ほど上昇して終わりました。
これら一連の流れを受けて、株価が悪材料に反応しなくなっており、
もしかしたら、もう大口で売る人がいないのかもと考えました。
その後、11/10にワクチンのニュースが出て跳ねたところを上に追いかけて購入しました。
この銘柄に関しては期待先行で上がっている銘柄だと思っているので、思いっきり逃げ腰で早めの利確と損切を心掛けたいです。
今後、買いを検討したい銘柄
今後買いを検討したい銘柄、面白そうなバリュー株は以下になります。
- 三菱マテリアル(5711)
- DOWA(5714)
- 住友倉庫(9303)
- クレハ(4023)
- 沢井製薬(4555)
いずれの銘柄もコロナショックで買いたたかれている銘柄で、出遅れ銘柄の中でも出遅れです。
出遅れるにはそれ相応の理由があるため、現在その理由を分析中です。
何か面白いことが分かれば記事にしたいと思います 笑
まとめ
10月中旬~11月下旬にかけて、グロース株が大きく上下する展開もあり、それら資金の一部をグロース株に移してみました。
今回は鹿島建設と東レを買ってみました。
バリュー株投資はグロース株投資と違って、買いも難しければ売りも難しいという特徴があります。
グロース株は成長し続ける限り、売らなくて良いですが
バリュー株は株価が適正水準に戻ったら売らないといけません。
その売り時が難しい・・・
しばらくはチャートと睨めっこしながら、短期の波乗りができればと思ってます。
以上!最近買ったバリュー株紹介でした。


コメント